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交通事故/けが/脊柱側弯症/腰痛・膝の痛み等でお困りでしたら原接骨院にお任せください。

改善症例〚1〛

改善するには基本的に、大塚式RHPI療法(無痛で眠くなるぐらい安心かつ安全な施術です。)を定期的に行い、その効果を維持させるため、側弯エクササイズ(体操療法)と角度と進行度合いによっては、医師の診断を受け装具療法も併用します。

この改善症例〚1〛の経緯は「学会発表」の第32回 日本柔道整復接骨医学会学術大会のスライドデータ(一部改変)をご覧ください。

【1】のX線画像から胸椎が右に側弯していますが、【2】と【3】の立位の写真で特に肩甲骨や腋下の位置を見ると、【3】のほうが、右肩甲骨の位置が中心に近づき左の肩甲骨と同じ高さまで改善しています。これにより弯曲している角度も改善されたことが目視で確認できます。同時に下の前屈位の写真から、リブハンプ(肋骨隆起)も改善していることが確認できます。短期間で再改善が証明された例です。

 【1】令和5年9月6日
 胸椎Cobb角
 (Th6~12) 28.0度

【2】令和5年11月9日
   施術後

【3】令和5年12月12日
  施術後

改善症例〚2〛

角度が50°を超えているため手術を勧められましたが、ご本人が手術をしないことを希望され、改善したいという強い意志と毎日の側弯エクササイズ・装具療法等の地道な努力の継続と併せ、ご家族の協力により改善した症例です。

初検16歳(高校2年)【1-1】【1-2】

側弯症以外の症状として痺れ等の下肢症状を伴う腰痛があったため、整形外科にてMRI検査の結果、腰椎椎間板ヘルニアと診断される。

【1-1】平成18年11月
Cobb角は胸椎28.5°/腰椎51.5°
(立位後方より)

【1-2】平成18年12月

22歳(平成24年)【2-1】【2-2】

福祉大学にて介護福祉士の資格を取得し卒業、介護福祉施設に就職したため仕事がら腰痛は出現するが、ヘルニアの症状は特にない状態。

【2-1】平成24年5月
Cobb角は胸椎25.0°/腰椎39.0°
(立位後方より)

【2-2】平成24年6月

改善結果について

【1-2】が初検時(平成18年)
【2-2】が平成24年6月の写真になります。
【1-2】では身体全体が左に傾き、両肩・特に腋下・骨盤の左右の高さの違い、 さらに腰椎が左に側弯しているため左右のウエストラインの差が明らかに確認できます。
それに対し【2-2】では、レントゲンからも腰椎が12.5°改善したことにより左のウエストラインも明らかになり、その他も改善されていることが確認できます。
この状態を保持させるため、矯正可能な装具を着用【3-2】することにより、 胸椎のCobb角が5度、腰椎のCobb角が9度改善【2-1】と【3-1】、さらに改善効果を上げられます。

【3-1】平成24年6月
Cobb角は胸椎20.0°/腰椎30.0°
(立位後方より)

【3-2】平成24年6月

第4.5腰椎椎間板ヘルニアのMRI画像

初検時(平成18年12月)に併発していた腰椎椎間板ヘルニアは、平成25年6月に完治の診断を受けました。

平成18年12月

平成25年6月

家庭できる側弯症チェックシート

※側弯症は、成長期に急速に悪化する場合がありますので、お父さん、お母さんの注意が必要です。
弯曲が進むと、腰部痛・背部痛を伴うことや心肺機能が低下することがあります。
すこしでも、左右に違いを見つけたら、整形外科等で、レントゲン検査を受け、診察をして頂くことが重要です。

側弯症チェックシートをダウンロードする