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装具自体も材質、柔軟性・形・大きさ・内側の弯曲部分へ当たるパッドの有無、また装具を固定し締め付けの度合いを調整するベルトの位置、角度・本数・型採りから始め製作方法の違いがありました。
当院では、装着時間は入浴や運動時以外は必ず装着することが望ましく、長時間の着用になることから装着者が苦痛に感じないこと、また特に成長期は身長自体の変化も早く、また改善が進めば装具と身体に空間ができ合わなくなるため随時補正が可能なこと、さらには外見上レントゲン上からも改善が確認できる装具が適切であると判断し大塚整体指導装具を使用しています。

大塚整体指導装具装着による治療方法

下記改善例では、大塚整体指導装具が完成後に記録したNMさんと、他社で制作後に来院されましたUMさんとの比較です。
ともに腰椎の左側弯で角度の差に違いはありますが、他社装具装着では装具装着時のほうが明らかに左へ傾いているのに対し、大塚整体指導装具では装具を装着した姿勢が良くなっているのが分かります。

上記は、NMさんのレントゲン上から装具の装着、非装着時の比較です。
最初の装具完成時では、腰椎Cobb角の差が30.7度から1回目の補正時では14.9度でしたが、非装着時の状態で12.1度改善されているのが確認できました。